前世療法 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・・・・・・MIND SCIENCE MainHP 前世療法
前世・・・過去世・・・生まれ変わり
「争いごとが起こっているような状況が見えてきました」
「革命運動をしているようで、火が燃えています。遠くで大砲の音が聞こえてきます」
あなたはそこで戦っていますか。
「私は見守っています」
あなたは男ですか? 女ですか?
「女みたいです」
誰かを見守っているのですか。
「はい」
では、その相手が誰なのかが、はっきりと見えてきます。
「男性を見守っています。この男性は、以前の職場で好きになった人に似ています」
「私は以前の職場で二人の男性を好きになりました。その一人が今お付き合いしている彼氏で、
今、見えている人はもう一人の彼です」
あなたが現世において、最終的に選ばなかったもう一人の彼のことですね。
「そうです」
さあ、それではその今見ている過去世のドラマがどのように展開するか先に進んで見ていきましょう。
「彼とは恋人同士ですけど時間が経つにつれて、彼の親友を好きになってしまいます」
「その彼の親友というのが、今(現世)の彼氏のようです」
「私はこの人生(前世)でも、恋人だった彼を裏切って彼の親友と一緒になってしまい同じことをしてしまっています」
「彼の親友も相当悩み苦しんだ結果、親友を失う覚悟で私の方を選んでくれました」
彼や、彼の親友やら、あなたを取り巻く環境というのは、革命が起こり不安な状況のなかで続いているのですか?
何かと戦っているのですか? 命がけですか?
「彼らは戦っています」
「貴族に対して戦っています」
「私が戦うことも一度だけありましたが、主に男性が戦い、女性は補佐に回るというか、傷ついた人の手当てをしています。
私は恋人だった彼の親友の手当てをしているときに、その親友と急速に仲が深まって、革命が終わりに近づく頃には
これまでの恋人を裏切ることになっています」
「その革命に関して、みんなが何と呼んでいるか感じ取れますか」
「フランスのようです。なんか文字が……1789年という数字がなんか強烈に見えてきました」
年号からいってそれはフランス革命のようですね。
「恋人である彼と私は、幼馴染みです。革命が始まる前から恋人どうしでした。
しかし、革命を通じて恋人と親友になった男性を私は好きになってしまいました。
私は幼馴染みである恋人を裏切ってその男性といっしょになってしまったのです。
二人の生活は楽しかったけれど、裏切ったことを深く後悔しています」
その人生においてその男性と結婚したのですか?
「はいしました」
「恋人とはトラプルもなく別れました」
このとき結婚した男性と、次に生まれ変わった人生において再び出会い、あなたも彼も互いに一目惚れしてしまった。
そして、親の反対を押し切って結婚し、その後すぐに死別してしまうという悲惨な人生の展開になった……。
「人を裏切った報いとして……私たち二人が選んでそうしました」
「そういう苦しみを昧合わなければいけなかった……」
その「私たちが選んで……」と言うのは生まれる前に約束をしていたということですね。
「そうです。そういう約束をして……生まれ、出会いました」
であれば、あなたはその苦しみに耐えなければいけなかった。そういう約束を忘れてしまっていたのですね。
「悲しみに押しつぶされて思い出すことができなかった……。受け入れることができなかった……」
さあ、あなたは今の人生で彼氏が外国に一週間出張に行くということで、寂しく、耐えられなくなり、苦しんでいますが、
あなたは生まれる前に彼氏との約束事で、彼氏がいなくなってしまう、または苦しみを昧わうような出来事が起こるという
何かを思い出しているのですか?
「彼の海外出張は私が耐えなければいけない課題です」
何か、彼が海外出張から帰って来ない予感がしますか?
「いいえ」
では何を感じています?
「昔、死に別れて寂しく、そしてとても苦しかったことです。それ以外今は何も感じ取れません」
「今度の人生で、彼と離れ離れには決してならないという確信はないけど、でもなぜか今、そうはならないという予感はします」